今の時代珍しい、リゾート型のペンションやホテル、旅館がない島。
この島ならではの素朴さ・温かさは、民宿での女将さんやご主人、時折出逢う島民との触れ合いで深まるものかもしれません。
口永良部島の島全体がユネスコエコパークとして認められたのは、島民が自然と共存して暮らし続けていたからこそです。
民宿
島に来て体験したいことがあれば、まずは掛け合ってみてください。どこの民宿でも快く相談に応じてくれます。
宿泊料金については、各民宿にお問い合わせください。
(以下、集落は港から近い順、民宿は五十音順)
本村集落
港から歩いて回れる集落。島民の6-7割がここに住み、小中学校や商店、郵便局、ガソリンスタンドなど、暮らしの中心になっています。港から見える活火山は圧巻。「岳(たけ)」と呼ばれ、みんなに親しまれています。
冨田(とみた)
- [連絡先] 0997-49-2080
- [宿泊] 1泊2食付き(昼弁当は別注です)
- [オーナーから一言]
二階にはベランダがあり、ここで火山と海を見ながらの一杯や語らいは最高!
宿オーナーの父ちゃん母ちゃんが獲った海の幸・山の幸を、女将が心込めて手づくりしています。
山波見(やまなみ)
- [連絡先] 0997-49-2988
- [宿泊] 1泊2食付き(昼弁当は別注です) / 素泊まり可
- [オーナーから一言]
新鮮食材の心こもった田舎料理を楽しんでください。
山波見では、ビジネスなどの宿泊以外に、口永良部島を楽しく遊び、知っていただくために、海にも山のもベテランのガイドに案内をお願いすることができます。
屋号の山波見は、「山」と「海」とを一望にしてもらえる宿であるところから名付けました。 - [HP] http://www2.odn.ne.jp/~clq08280/index4.html
DIVERS HOUSE SeaKISS G-BASE
- [連絡先] 0997-49-2170
- [宿泊] 素泊まりゲストハウス
- [オーナーから一言]
宿の名前はDIVERS HOUSE SeaKISS G-BASE(ダイバーズハウスシーキッスジーベース)ですが、ダイバー以外の方ももちろんお泊まり頂けます。ダイビングサービスを開業して、ダイビングやシュノーケリングをご案内しております。遊漁船もオープンします。お気軽にお電話ください。 - [HP] https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=359hhekf
前田集落
港から車で5分、徒歩で20分ほどの距離にあり、10世帯弱が暮らしています。山の麓にある集落なので、火山をより近くで見ることができます。集落から歩ける距離のところに口永良部島の城跡のひとつ「津城城址」があります。
番屋(ばんや)
- [連絡先] 0997-49-2202
- [宿泊] 1泊2食付き(昼弁当は別注です)
- [オーナーから一言]
料理には無農薬自家栽培の新鮮採れたて野菜をふんだんに使っています。
娯楽の一環として漫画コーナーを設けました。
地域の温泉利用促進として宿泊のお客様に限り本村温泉の入浴券を無料でお渡ししております。詳細はホームページをご覧ください。 - [HP] http://www.kukiyamaunsou.co.jp/bannya.php
- [FB] https://ja-jp.facebook.com/minshukubannya/
関口(せきぐち)
- [連絡先] 0997-49-2139
- [宿泊] 素泊まり(3食対応可)
- [オプション] 手作りケーキとコーヒーで、ティータイムも対応できます。
- [オーナーから一言]
もともと雑木林だった場所をオーナーが開墾して、DIYで建てた宿です。島内でも静かな前田集落のさらに一番奥、火山が一番近くで見られ、庭からは絶景が楽しめます。手作りの焼き立てパンと一緒に、ゆったりとした朝を過ごしてみませんか。
夕景(ゆうけい)
- [連絡先] 0997-49-2133
- [宿泊] 素泊まり民宿(学生に限ります)
- [オーナーから一言]
学生のためのホームステイ型民泊の宿です。観光だけでなく島の自然や暮らしから学びを得たいという学生の方は是非ご利用下さい。自炊出来る台所を完備しています。 - [HP] http://kerabu.life.coocan.jp/yuukei-index.html
田代集落
港から車で15分程のところにあり、民宿1軒と1世帯が暮らす集落です。本村集落まで、昔は山道を使って30〜40分歩いていたそう。天気が良い日には、海の先に竹島、硫黄島、黒島を望むことができます。
くちのえらぶ
- [連絡先] 0997-49-2213
- [宿泊] 1泊2食付き(昼弁当は別注です)
- [オーナーから一言]
オーナーが7年を費やして手作りした宿のたたずまいは格別。広い玄関越しに見る海は、額縁に切りとった一幅の絵。高い天井のロビーで寛ぐと、天井までの届く図書棚にぎっしりの本が目に留まり、耳にはクラッシック音楽が心地よく響きます。屋久島在住の作家は、小さな客室「カタツムリの部屋」に籠って大作を書き上げました。あなたも如何ですか。 - [HP] http://www.yakushima-marche.com/cust-spot/6308/
湯向集落
港から車で40分ほどで行ける、離島(屋久島)の離島(口永良部島)の一番奥にある集落。戦後は移住者が押し寄せ、今は5世帯前後が暮らしています。漁港と湯の花が舞う温泉があり、島の中では唯一屋久島が見える集落です。
恵文(えみ)
- [連絡先] 090-5742-1563
- [宿泊] 1泊2食付き
- [オプション]
瀬渡しや遊漁船資格あり。湯向の海は任せて! - [オーナーから一言]
スポーツ大好き(卓球はプロ並み、マラソン、何でもござれ)、ボランティア大好き、一緒に汗流しましょう。
宿泊は必ず事前予約をお願いします
口永良部島で宿泊できる場所は民宿とボランティアの方向けの施設(下記)だけです。
各民宿の収容人数は限られていますので、事前予約をお願いしています。
「離島だから民宿には空きがあるだろう」と思われがちなのですが、実際には業者の方が長期で宿泊される場合も多々あり、当日飛び入りで宿を探される方の場合は難航することもあります。
また、噴火への備えという点でも民宿への宿泊をお願いしています。
人数確認や避難所への避難等、民宿の方ができる限りの対応をしてくれますので、ご自身の命を守ることにつながるかもしれません。
なお、天候不良によるキャンセルに関してはどの宿も対応可能ですので、その点はご安心ください。
活火山の島だからこそ、行き先を周りに伝えてください
いつもは穏やかな日常ですが、いつ何時噴火が起こるかわからないのも口永良部島のいつもの日常です。
万一噴火が起こった時には、人数確認をスムーズに行ない、島にいる人の安否確認を素早く行う必要があります。
そのため、観光で来られる方には出かけ先などの所在を周囲に伝えていただくようお願いしています。
民宿やボランティア施設に宿泊される方は、お出かけの際には行き先をオーナーにお伝えください。
有事の際には、噴火/避難経験のある民宿の方が安全を考慮しながら避難所まで連れて行ってくれます。
もしも観光で島を回っていて民宿には居なかった場合にも、民宿の方は必要に応じて消防団や各役場関係等にも連絡を取り、できる限りの対応をしてくれます。
このことが、自分たちの命を守る命綱となるかもしれません。
2015年の大噴火の際に誰一人の命も失わずに済んだ経験がある島だからこその協力のお願いです。
キャンプ場はありません
口永良部島にはキャンプ場がないために、キャンプは禁止されています。
また、全島が国立公園内であるため、野宿も禁止されています。
ご来島の際には、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。