島まるごと屋久島国立公園
ユネスコエコパーク
ユネスコエコパーク
口永良部島
雄大な活火山と共に暮らす
島まるごと屋久島国立公園
ユネスコエコパーク
ユネスコエコパーク
口永良部島
雄大な活火山と共に暮らす
Kuchinoerabu Island
火山が育む大自然が残る島
屋久島から行ける、さらなる秘境
口永良部島(くちのえらぶじま)は屋久島からおよそ北西約12キロ、1日1便のフェリーに乗ることで行ける火山島です。
手つかずの大自然がそのまま残ることから、島の全域が「屋久島国立公園」「生物圏保存地域(通称:ユネスコエコパーク)」に認定されています。
また、活火山が有り、豊かな自然が残ることから「緑の火山島」と呼ばれています。
良質な温泉が湧き、周囲の海は黒潮の恩恵を受けてとても豊か。
大自然が育む山の幸と海の幸は自然の味そのもの。
少し車でドライブするだけで野生のシカやヤギ、放牧されている牛に出会え、サファリパークが現実化した世界のようです。
秘境ならではの天然記念物エラブオオコウモリなど、希少な動植物にも出会えます。
nature
エネルギッシュな大自然
活火山 / 温泉
現在も活発に活動する新岳。火山は肥沃な大地、豊かな海、温泉など様々な恩恵をもたらします。島の温泉はどれも源泉掛け流しで湯量も豊富です。
2015年の大噴火では島民全員が屋久島へ避難しましたが、帰島後も火山と共に暮らしています。
2015年の大噴火では島民全員が屋久島へ避難しましたが、帰島後も火山と共に暮らしています。
海 / 魚
口永良部島の周辺海域は、海流が交じり合うことから魚の種類・量ともに多く、1年を通して海の資源がとても豊かです。
手つかずの海が残って、身近にサンゴと熱帯魚に出会える環境があり、希少なアオウミガメも周囲に生息しています。
手つかずの海が残って、身近にサンゴと熱帯魚に出会える環境があり、希少なアオウミガメも周囲に生息しています。
island life
火山と共に暮らす
2014年8月と2015年5月に、島の火山である新岳が噴火しました。
特に2015年の噴火は規模が大きく、同年12月までの7か月間、全島民は屋久島で避難生活を送りました。
今もなお小・中規模の噴火が続いているので、気は緩めていませんが、
山が噴いても「今日も元気じゃのう」といった感じで、島民にとっては日常のひとこまに過ぎません。
私たち島民は、毎日火山を観察し、噴火も大いなる自然の摂理のひとつと捉えて暮らしています。火山があるからこそ豊かな大地・海・自然が広がり、海の幸、山の幸、温泉などの恵みをもたらしてくれています。この地に立ってこそ分かるエネルギーが、人間力のあるパワフルな島民の動力源となっているのではないでしょうか。
delicious food
自然の恵み
旬を味わう
山も海も大地も豊かな島には自然が育む幸がたくさんあり、毎年旬を楽しむことができます。
食べる分だけ獲る(採る)からこそ、人と動植物が共存することができています。
天然の物だけを食べている魚や鹿などの動物には臭みがなく、本来の味を味わうことができます。